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大学時代の思い出

 1980年前半、自分は大学の電気工学科に籍をおく学生でした。  パワーエレクトロニクスという科目がありましたが、学費を  捻出するためのアルバイトで、この選択講義を履修しないで  済ませました。  同級に聞いてみると、3角関数を利用して波形をどう扱うか  という話が大半ということ。それならば、独学でもできるか  と考えていました。  社会人になり、いろいろな仕事を経験し、充電回路や放電回路  の設計もしたので、そろそろパワーエレクトロニクスに関して  まとめてみるかと思いました。  大学の頃に、講義で扱われていた内容は、SCR(サイリスタ)  を利用した電力制御でした。今なら、バイクのエンジン制御に  自作でSCRを使っている人は、大勢います。  作るのも、理解するのも大変な技術ではありません。  大学卒業後に、雑誌の特集でパワーエレクトロニクスが扱われた  ことがありました。  内容を100ページとして、大学で扱っていたのは、10ページにも  満たないくらいでした。  大学卒業後、15年ほどして必要に迫られ、白熱電球の位相制御  回路を設計しました。Z80を利用して、位相制御した白熱電球の  照度が変化したときには、こんな程度のものに、何故、大学で  あれだけ時間をかけてやっていたのかと、疑問に思うことが  あります。  白熱電球も日本国内から駆逐されています。最近ならエアコンの  制御にパワーエレクトロニクスが使われています。  これを理解するには、フィードバック制御の基本がわかれば充分  です。自分が経験した、パワーエレクトロニクスと制御の内容を  紹介します。

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