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ハードウエア設計開発

 マイクロコンピュータを理解するには、部品を
 集めてきて、自分で基板を半田付けすることと
 大学生のときに教わりました。

 手持ち部品を使い、テスト基板を作成します。

 ピンアサインを見て考えます。



 マイクロコンピュータは、システムクロックを使って
 動くデジタル回路なので、最初にシステムクロックから
 片付けていきます。

 システムクロックは、6MHzの水晶振動子を利用。




 リセットは、キャパシタ、抵抗、プッシュスイッチで
 作る回路で済ませます。



 SS、INT、EA、RD、WRは、抵抗でプルアップし
 動作に支障がないようにしておきます。




 EAをプルアップすると、論理レベルは'H'固定となり
 内蔵ROMを殺して、外部ROMにあるプログラムを実行
 するモードにできます。

 RDは、ROMのOEに接続して、リード制御を担当させます。

 ALEは、外部ROMのアドレスA0からA7を、D0からD7に
 出力してラッチするために利用。

 8ビットレジスタの74HC573のゲート端子に接続。




 D0からD7は、マルチプレクスバスなので、74HC573と
 ROMのD0からD7に接続。

 ポート2の下位ニブルP20からP23は、ROMのA8からA11に
 接続。上位ニブルは、汎用I/Oで使います。

 ここまでで、外部ROMはA0からA11のアドレスを持つため
 4096バイト以上であればよいと理解できます。

 ポート1は、入力か出力に設定して汎用I/Oで使います。

 T0、T1は、テストピンとして利用できますが
 他にも使い方はあります。何も接続しないで
 おきます。


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