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メカ調整簡略化

 試験走行を繰り返しているうちに、脱輪、コースアウト等で
 メカの一部に不具合が残るようになりました。

 メカの中で、目に相当するセンサーを取り付ける位置の調整が
 最も頻繁に起こるので、簡単に調整できるようにしました。

 角度の調整を、スクリュービスのナットの位置を変えることで
 調整できるようにと、次の機構を考えました。




 REAR側にナットを移動すると、斜板と水平面の形作る角度が
 小さくなり、カメラはより遠くのコース面をとらえるように
 なります。FRONT側にナットを移動すると、足元ちかくまで
 撮影できるようになります。

 スクリュービスを2本使い、斜板が平行移動できるように
 調整しておきます。



 この機構を実現するのに使った部品は、以下。



 左から次の機構部品です。

 カメラを載せるプレートは、次の板を利用。




 上にあけた穴に蝶番を入れ、角度を微調整します。

 下の平面にカメラを固定しますが、嵌め込み式でスライドインに。




 カメラを固定するビスの頭がスライドインしたときに
 適度な押さえとなるようにします。

 1周する間だけ、カメラが落ちなければよいので
 ビス頭の押さえに加え、両面テープを入れます。



 この機構は、小樽港を車で移動中に見たガントリー
 クレーンがヒントになりました。




 カメラの視野角を調整するため、ブリッジを前後させると
 シャーシの重心が変わるので、バッテリーの前後移動で
 調整できるようにします。

 レールを用意し、バッテリーボックスを前後に移動させます。



 ストッパーは、長いビスを立てるかポリジョントを前後に
 置いて対応。


 旅客航空機の座席数を柔軟に増減できるように
 用意されている機構からヒントを貰いました。




 上の機構を作るために、次の部材を利用。



 バッテリーボックスの下に板を入れて、鍋ビスの頭を
 穴に入る仕掛けを作りました。




 バッテリーボックスは重量があるので、鍋ビスの頭で
 レールの中に入れると、前後左右の振動は出ますが
 ズレが発生することはありません。


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