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LED照光器
カメラを利用する場合、LED照光器を利用し
コースの輝度が、外界の光の具合に影響され
にくくします。
LEDを多数利用すると、流れる電流が多くなり
電池の継続利用時間が短くなります。さらに
輝度ムラによる、コース面の状況を正しく反映
しない場面を作ります。
これでは、本末転倒なので、LED照光器を
新しく作成しました。
秋月電子で売られている、ハイパワーの赤LEDを利用し
コース面に発生する輝度ムラを抑制できるようになり
ました。
何もしないと、このLEDは3V、350mAほどの電流を
必要とするので、DCDCコンバータを入れて、昇圧
します。
単3のアルカリ電池1本に接続し、電流値を
測定したところ、700mAほどになりました。
mugen2014の電池の使い方は、次のようにします。
- 4本直列 コンピュータ+電子回路
- 3本直列 モータ電源
電池1本をLED照光器に利用できます。
単3の2次電池を1本用意し、LED照光器
専用で使うこととします。
DCDCコンバータは、知り合いに作って貰った
ので、詳細は不明ですが、放熱器をつけて
1時間ほど試走を重ねても、基板上の部品
には温かみを感じないほどでした。
面で発光するLED基板を入手したので、動作を
確認してみました。
3Vのアルカリ乾電池に、20Ωの電流制限抵抗を
接続し、青色LEDに電圧を与えてみました。
面での発光になっているので、コース面に光を照射
すれば、ムラがなくなり、コントラストのハッキリ
いた画像を取得できそうです。
写真の状態で、10分放置しても、発光面、電流制限
抵抗が発熱することもなかったので、電源電圧を5V
にして、同じことやっても、面の輝度があがるだけで
した。
5Vの電源で動かせるとなれば、マイコンやFPGAの
電源と同じにして使えると判断できます。
1.5Vからの昇圧回路で、どのような面発光になるか
もテストしてみました。
3V電源の場合よりも、はるかに輝度が少なくなり
ました。しかし、3Vの電源電圧に変更し昇圧回路
で発光させたところ、充分な輝度を確保できました。
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