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システム実現

 核となるマイコンと入出力回路が決定したので
 PLCを実現するシステムを作成します。

 システム全体のブロック図は、以下とします。



 シーケンス制御動作
  入力回路は、スキャン開始時にスイッチ、センサー
  の状態をラッチ(記憶)します。

  ラッチした情報を入力メモリに転送後、スキャン処理
  をはじめます。

  スキャン処理は、単純なインタプリタで、マイコンの
  管理するEEPROMから回路情報を取得します。回路情報
  を逐次解釈して、1回のスキャンにおける状態を確定
  します。

  スキャン処理が終了すると、出力メモリから出力回路
  に情報を転送します。

 ラダー図情報設定
  ラダー図で記述した内容を、マイコンの管理するEEPROM
  に転送して、記憶しておかなければなりません。

  PersonalComputer上のアプリケーションプログラムから
  シリアル通信で、マイコンに情報を転送します。

  マイコンが記憶している、ラダー図情報の確認も必要です。
  マイコンにコマンドを与え、EEPROMの内容を転送させられる
  ようにします。

 ニモニック形式からEEPROMに保存する形式に変換する
 コンバータとシミュレータは、AWKとTcl/Tkを利用して
 作成してあります。

 システムとしては、マイコンと通信するアプリケーションが
 あれば完結します。

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