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ROMアドレス生成

 知人から不要になったUVPROMを貰いました。




 自作ROMライターで、ROMにデータを書き込んだ後
 正しく書き込めているのかを知る治具にIchigoJam
 を利用しました。

 ROMのデータ出力に、次のLED基板を接続して
 格納情報を確認します。



 ROMからデータを出力するタイミングチャートは、以下。




 nCS、nOEは、論理レベルを'L'に固定して
 アドレスだけを、IchigoJamから与えると
 します。

 IchigoJamは、OUT_1からOUT_10までの11ピンを
 使えますが、OUT_1からOUT_8の8ピンを使うと
 します。

 8ビットあれば、アドレスは0から255まで生成
 できます。ROM全体の内容を確認することは、稀
 なので、8ビット分を使う仕様で考えます。

 0から255の生成には、次のサブルーチンで
 よいでしょう。

100 @XOUT
110 FOR J=0 TO 255
120   OUT J:WAIT 60
130 NEXT
140 RTN

 このサブルーチンを呼び出す側を定義。

10 '
20 OUT 0
30 @LOOP
40 GSB @XOUT
50 IF BTN() GOTO @EXIT
60 GOTO @LOOP
70 @EXIT
80 OUT 0
90 END

 呼び出し側、実行側ともに定義したので
 合体してまとめます。

10 '
20 OUT 0
30 @LOOP
40 GSB @XOUT
50 IF BTN() GOTO @EXIT
60 GOTO @LOOP
70 @EXIT
80 OUT 0
90 END
100 @XOUT
110 FOR J=0 TO 255
120   OUT J:WAIT 60
130 NEXT
140 RTN

 現在、アドレスとして、どういう値を出力している
 のか、わかるようにするには、PRINTを入れて対応
 できます。

100 @XOUT
110 FOR J=0 TO 255
115   ? J," ";
120   OUT J:WAIT 60
130 NEXT
140 RTN

 ROMは、アドレスをすべて確定しておかないと
 いけないので、使っていないアドレス入力ピン
 は、'L'に固定してから利用します。


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