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表面実装部品チェック

 同じ金額を出すのなら、より多くの部品を入手できるため
 表面実装部品を利用することが多くなりました。

 手持ちになった抵抗、キャパシタ、MOSFET、LED等を
 使う前に動作をチェックしようと、表面実装に向いた
 基板に半田付けします。

 利用する基板は、以下。



 アマチュア無線に関係する回路のテストには、FCZ基板が
 ありましたが、現在は、自分でエッチングしないと入手
 できません。

 LED、MOSFETを3個ずつ利用した、簡単な回路でテスト
 してみます。

 部品の一部は、以下。



 部品を半田付けすると、次のようになりました。



 回路図は、以下。



 IchigoJamから制御信号を出力して、LEDを点灯させる
 プログラムで動作テストします。

 BASICコードは、以下。

10 GOSUB 150
20 LET [0],2,60:GOSUB 100
30 LET [0],3,30:GOSUB 100
40 LET [0],4,55:GOSUB 100
50 IF BTN() GOTO 70
60 GOTO 20
70 GOSUB 150
80 ? "exit"
90 END
100 ' LED handling
110 OUT [0],0
120 WAIT [1]
130 OUT [0],1
140 RTN
150 ' turn off all LEDs
160 FOR I=2 TO 4:OUT I,0:NEXT
170 RTN

 IchigoJamのピアサインは、以下。



 OUT命令は、パラメータを1個でも動作させられます。
 等価になっている命令をみていくと、以下。

 等価な命令を使い、次のように
 BASICコードを書き換え可能。

10 GOSUB 130
20 LET [0],2,60:GOSUB 100
30 LET [0],4,30:GOSUB 100
40 LET [0],8,55:GOSUB 100
50 IF BTN() GOTO 70
60 GOTO 20
70 GOSUB 130
80 ? "exit"
90 END
100 ' LED handling
110 OUT [0]:WAIT [1]:OUT [0]
120 RTN
130 ' turn off all LEDs
140 OUT 0
150 RTN

 ラベルを利用すると、次のようにも書けます。

10 GSB @LOFF
15 @LOOP
20 LET [0],2,60:GSB @LON
30 LET [0],4,30:GSB @LON
40 LET [0],8,55:GSB @LON
50 IF BTN() GOTO @EXIT
60 GOTO @LOOP
70 GSB @LOFF
80 @EXIT
85 ? "exit"
90 END
100 @LON
110 OUT [0]:WAIT [1]:OUT [0]
120 RTN
130 @LOFF
140 OUT 0
150 RTN

 青LEDを利用しているので、3.2V以上の電源電圧で
 ないと、点灯しないとデータシートにあります。

 IchigoJamの電源を青LEDに接続して点灯させると
 多少暗い程度で点いていることは、わかりました。


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