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ライントレースマシンに挑戦(その4)
ライントレースマシンのインタフェース回路を、より
簡素化できないのかを考えて欲しいと依頼されたので
次のように回路を構成し直しました。
IN2に距離センサーを接続し、それ以外はフォトリフレクタからの
情報を入力。フォトリフレクタは、床にあるライン検知に利用。
IN1、IN3、IN4を組み合わせると、8通りのパターンを
判定して走行できるようになります。
モータドライブ回路とセンサーおよびIchigoJamの電源用
電池は別々に用意して接続。逆挿し防止に、ダイオードを
入れる。
モータドライブ回路にあるTA7291は、論理レベルの'1'を
3.5V以上にしなければならないため、74HC08によるレベル
のシフトを入れて対応。
OUT2からOUT5は、PWM波形を出力できるので、OUT1、OUT6を
他の用途に振り分けました。
2LEDにOUT1、OUT6を接続し、前進、右回転、左回転を
点灯状態の組み合せで表示すると、わかりやすいだろう
と判断。
ボタンは、IchigoJamの基板上にありますが、インタフェース
基板をジャックインすると隠れてしまうので、この基板上へと
実装しておきます。
OUT1、OUT6に接続したLEDの動作テストは、以下のコードを利用。
10 ' test two LED
20 FOR J=0 TO 1:FOR I=0 TO 1
30 ? I,J:OUT 1,I:OUT 6,J:WAIT 10
40 NEXT:NEXT
50 GOTO 20
60 END
距離センサーの動作テストは、数値を表示すればよいと考えます。
10 ' test PDS
20 LET A,ANA(2)
30 ? A
40 WAIT 60
50 GOTO 20
60 END
MicomCarRallyでは、次のようなスタートゲートを
使うので、ゲート開閉検出に距離センサーを利用
することになります。
モータドライバは、次のようにHブリッジを動かすことを
考えればよいでしょう。
10 ' test motor driver
20 FOR J=0 TO 1:FOR I=0 TO 1
30 ? I,J:WAIT 600
40 OUT 2,I:OUT 3,J:OUT 4,I:OUT 5,J
50 NEXT:NEXT
60 FOR I=2 TO 5:OUT I,0:NEXT
70 GOTO 20
80 END
ラベル利用で、次のようにも書けます。
10 ' test motor driver
20 @LOOP
30 FOR J=0 TO 1:FOR I=0 TO 1
40 ? I,J:WAIT 600
50 OUT 2,I:OUT 3,J:OUT 4,I:OUT 5,J
60 NEXT:NEXT
70 FOR I=2 TO 5:OUT I,0:NEXT
80 GOTO @LOOP
90 END
フォトリフレクタの感度調整は、次のプログラムを使えば
簡単になります。
10 ' test photo refrecter
20 LET [0],IN(1),IN(3),IN(4)
30 ? [0],[1],[2]
40 WAIT 120
50 GOTO 20
60 END
ラベル利用で、次のようにも書けます。
10 ' test photo refrecter
20 @LOOP
30 LET [0],IN(1),IN(3),IN(4)
40 ? [0],[1],[2]
50 WAIT 120
60 GOTO @LOOP
70 END
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