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ライントレースマシンに挑戦(その1)

 マイコン利用のロボットに、ライントレースマシンがあります。



 ライントレースマシンは、次のようなコースの上を
 移動します。



 コースをどの位の時間で移動できたのかを競う
 コンテストがあります。

 IchigoJamで、このライントレースマシンを動かしてみます。

 ライントレースマシンには、次の3ブロックが必要。

 Brainは、IchigoJamのプログラムが担当します。

 EyeとLegは、外付け回路をつくって対応します。

 Eye

  赤外線を利用したフォトリフレクタを使い、コース上の
  白、黒で0、1を出力します。



  フォトリフレクタの中に、赤外線発光ダイオードとフォト
  トランジスタが入っています。

  IchigoJamの入力は、IN1、IN2、IN3、IN4だけなので
  マルチプレクサを接続し、IN1、IN4に8個のセンサー
  を接続します。



  センサー8個を、2個を1セットとして4セット使います。
  OUT1、OUT6を利用して、どのセットのセンサーかを指定。

  プログラムは、後で書きます。

 Leg

  2個のDCモータを利用して、1個のモータで前進、後退が
  できるようにします。モータ2個で、前進、後退、右回転
  左回転ができるようになります。

  以前作った回路を応用します。



  オーバースペックで、バストランシーバのICをなくしても
  動くようにですが、再現性を考えて入れます。

  プログラムは、後で書きます。

 ライントレースマシンを動かすには、スタート、ストップも
 必要なので、タクトスイッチで指示を読み取る部分も必要に
 なります。タクトスイッチは、次のような外形です。



 switches

  1ピンで複数のスイッチのどれが押されたのかを
  A/D変換器を利用して判断できます。

  回路は、異なる電圧を入力するだけ。



 EEPROM

  プログラムを書いていくと、試行錯誤することになるので
  標準で用意されているプログラム保存エリア0から3では
  不足することがあります。

  128kバイトのシリアルEEPROMを接続できるようにします。

  回路図は、以下。



 接続する電子回路が決まったので、個別の電子回路を
 操作するサブルーチンを考えていきます。


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