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組合せ論理演算素子

 CMOSの4000シリーズ、4500シリーズを使えば、論理演算回路を  3Vから12Vの電源電圧範囲で利用できます。  30V程度の高電圧回路で、論理演算回路が必要ならば  ダイオードとFETで論理演算回路を組上げて使います。  論理否定(NOT)、論理積(AND)、論理和(OR)を、ダイオードと  FETで構成してみます。  論理否定(NOT)   真理値表で考えるまでもなく、論理レベルを反転するので   ゲートに信号を接続し、ドレインから取り出します。  論理積(AND)   ダイオードの一方向にだけ、電流を流す性質を利用します。   ダイオードは2本だけ描いていますが、3本以上でも問題ないです。   論理積(AND)は、信号の伝達と阻止に応用します。   NANDが必要ならば、NOTを接続します。   ダイオードにLEDを使うと、動作表示モニタになります。  論理和(OR)   ダイオードの一方向にだけ、電流を流す性質を利用します。   ダイオードは2本だけ描いていますが、3本以上でも問題ないです。   NORが必要ならば、NOTを接続します。  利用するデバイスは、以下。  ダイオード   ダイオードは、ショットキータイプの耐圧40Vか30V程度の   表面実装タイプを使うと小型にできます。  FET   FETは、N型MOSFETを利用すればよいでしょう。   パワーエレクトロニクスで利用するエンハンスメント型を使います。
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