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多出力電源
マイコン関係のハードウエアを作成していると、3.3V、5V、12V
のような電源電圧が必要となることがあります。
ジャンク品となったATX電源を調達すると、多出力電源を構成できます。
上の電源は、アマチュア無線の知人OM(old men)から譲ってもらったものです。
150W電源なので、最近のマザーボードを動かすことは、できません。
処分にも費用がかかるというので、頂いてきました。
ピン仕様
ATX電源は大抵20ピンで、次のように電圧が出ています。
色で出力電圧が決まっています。
- 橙 +3.3V
- 青 −12V
- 赤 +5V
- 黒 0V
- 黄 +12V
- 緑 電源制御
- 紫 +5V(電源オフ時に出力)
- 灰 +5V
電源をオンにしたいときは、「緑」と「黒」を接続します。
この「緑」と「黒」の間に、トグルスイッチを入れ
電源を制御します。
ボックス化
ATX電源を剥出しで利用すると危険です。
100円ショップから、ボックスを購入し、ATX電源
を入れました。
持ち運びに便利な、取っ手付きのCDケースやDVDケースを
探して入れるとよいでしょう。
必要な電源電圧は、クリップワイヤーを自作して差込み、取り出します。
端子は、ホームセンターで入手しました。
12V電源安定化
ATX電源では、+5Vにある程度の負荷がかからないと+12V
が出ないようです。
そこで、ニッケル水素電池充電器を作り、接続しています。
これがあると、作業中にニッケル水素電池を充電できるので
マイコンカーのための電池を充電できて便利です。
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