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フィルタブロック

 CW(モールス符号)、音声を送信する場合、高調波を含むと
 利用している周波数でないところに、信号が出てしまうので
 バンドパスフィルタを入れて、帯域制限します。




 使われているフィルタは、π型タイプと呼ばれています。
 利用するバンド(7MHz、10MHz、14MHz)で
 インダクタ、キャパシタの組み合わせが異なります。

 T37−Xはトロイダルコアで、7MHzであれば
 T37−#2を利用します。

 日本では、長年FCZコイルが使われてきましたが
 生産終了となり、トロイダルコアの手巻きが自作派
 には浸透しつつあります。

 コイルの巻き方は、バイファイラかトリファイラに
 なります。

 自分で巻いたコイルは、基板に取り付けます。




 アンテナに接続するコイルは、バンドパスフィルタですが
 ダイレクトコンバージョンに利用するコイルは、OPアンプ
 と合わせた波形を取り出すための部品。





 ダイレクトコンバージョン型の受信機器では、波形を取り
 出すためにダイオードを利用することが多いですが、波形
 を忠実に再生することを目指して、コイルとOPアンプ利用
 となっています。

 コイルは、高い周波数の信号をカットするので音声帯域に
 もってくるためのフィルタと考えてよいでしょう。

 アナログスイッチの利用で、交流信号をデジタルで変換する
 のが特徴のひとつだと思います。


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