目次

おきあがりこぼしを利用するスイッチ

 傾けても、元の位置に自分で復帰する玩具に
 「おきあがりこぼし」があります。




 「おきあがりこぼし」の中に、傾斜スイッチを入れると
 傾けることができれば、スイッチを入切の動作へと置換
 できます。

 傾斜スイッチは、¥100程度で入手できるので
 これを使ってみます。




 傾斜スイッチの中には、球が入っていてピンとピンを
 接続することができます。





 「おきあがりこぼし」が傾いていないときは、ピンとピンを
 接続しないようにしてやれば、傾けたときにスイッチをオン
 することができます。

 「おきあがりこぼし」そのものは、丸い容器の中に錘になる
 部材を入れてしまえば、すぐに作れます。

 丸い容器には、ヨーグルトやプリンの空き容器を使います。




 下部に紙粘土を使った錘を入れます。紙粘土に爪楊枝を立てて
 傾斜スイッチを固定します。





 傾けないときは、中の球が下にあるようにします。
 指で傾けると、球が接触してスイッチが入りますが
 指をはなすと、中の球が下に戻るカラクリを作れば
 よいでしょう。





 粘土に立てる爪楊枝の高さを調整して、傾ける角度を
 調整できるようにしておきましょう。

 指で傾けるのではなく、紐をつけて引く様にしても
 スイッチになります。



 ¥100ショップで入手できる部材で、「おきあがりこぼし」を作りました。




 スイッチには、常温で液体金属である水銀をガラス管に
 封入した「水銀スイッチ」を利用。




 ガラス管が割れて、水銀が出てしまうと、蒸気になった
 水銀は毒性を含むので、ケースの中に入れます。

 ケースは、LEDセンサーライトのリードスイッチを取り出した
 容器を加工したものを使っています。

 LEDセンサーライトは、磁石で動作するリードスイッチを
 含んだものを入手して、必要な部品を取り出しました。




 部品取りして余った磁石を、ストッカーの中に入れて
 錘として流用。





 「おきあがりこぼし」を傾けたときに、スイッチがONと
 なるようにしたので、傾きが必要最小限になるように
 ストッカーにストッパーをつけました。




 ストッパーは、厚みをもった両面テープを利用。
 両面テープの片側だけを糊でストッカーにつけます。


 「水銀スイッチ」を入れた長方体は、両面テープで
 斜めにストッカーの底面に貼り付け。





 ストッカーの蓋に、コードが通るほどの穴をあけ
 傾きがわかるように、ステッカーをつけました。




 部品取りで使ったLEDライトセンサーは、以下。



 ストッカー、両面テープは、¥100ショップで
 揃えました。
 ストッカーは、ステンレスと琺瑯の2種ありましたが
 磁石を使うので、ステンレス製を選択。



 ACアダプターを利用し、AC100Vから5Vを貰うように
 すれば、スイッチボックスを使う場面でも問題ない
 でしょう。


目次

inserted by FC2 system