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74LS32動作

 74LS32はORゲートです。14ピンのICで
 内部をMIL記号で表現すると、次のように
 なっています。



 Arduinoから、信号を与え、出力を読み取れば
 よいので、接続するピン番号を決めます。



 Arduinoのコマンド'o'を利用し、ビットパターンで
 出力信号を与えます。与えた信号に対する74LS32の
 出力を、コマンド'i'で入力します。

 2組のANDを利用できるので、'o'、'i'のコマンドを
 使い、次のように、パラメータを設定します。

 下準備が整ったので、ブレッドボードに74LS32を
 実装し、ワイヤーでArduinoと結線します。



 ArduinoIDEを使い、対応スケッチを転送後
 TeraTermを起動します。



 コマンド'o'、'i'を利用し、2入力1出力の
 ゲート動作を観測します。



 観測結果から、ORゲートの真理値表を作成します。

00 → 0
01 → 1
10 → 1
11 → 1



 74LS32は、現在では74HC32、74ALS32という論理ゲートを
 使うことに変化しています。

 74HC32は、CMOS入力なので実験のときは、入力をすべて
 Arduinoに接続し、ラッチアップを避けなければなりません。


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