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74LS04動作

 74LS04はNOTゲートです。14ピンのICで
 内部をMIL記号で表現すると、次のように
 なっています。



 Arduinoから、信号を与え、出力を読み取れば
 よいので、接続するピン番号を決めます。



 Arduinoのコマンド'o'を利用し、ビットパターンで
 出力信号を与えます。与えた信号に対する74LS04の
 出力を、コマンド'i'で入力します。

 2組のNORを利用できるので、'o'、'i'のコマンドを
 使い、次のように、パラメータを設定します。

 下準備が整ったので、ブレッドボードに74LS04を
 実装し、ワイヤーでArduinoと結線します。



 ArduinoIDEを使い、対応スケッチを転送後
 TeraTermを起動します。



 コマンド'o'、'i'を利用し、1入力1出力の
 ゲート動作を観測します。



 観測結果から、NOTゲートの真理値表を作成します。

0 → 1
1 → 0



 74LS04は、現在では74HC04、74F04という論理ゲートを
 使うことに変化しています。

 74HC04は、CMOS入力なので実験のときは、使わない入力を
 すべてHかLに固定しておかないと、ラッチアップして素子
 破壊になります。

 74LS04のシュミットタイプは、74LS14があります。
 ピン互換で、入力電圧にヒステリシスをもちノイズ
 に強いゲートになっています。


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