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鶏卵ライター

 USB接続のAVRライターを作成する場合、鶏と卵の関係が
 発生します。

 自分の場合、パラレルポートに接続するライターを最初に
 作成したので、鶏と卵の関係で必要になるライターは不要
 でした。

 レガシーインタフェースを持たず、USBのみのノートPCもあり
 これでパラレルポートライターは使えません。

 USB接続のAVRライター作成時の資料の中に、鶏と卵の関係で
 発生する問題を回避するライターの回路がありました。

 回路図から、次のライターを半田付け。



 自分では、このライターを「鶏卵ライター」と読んでいます。

 レガシーポートのひとつである、シリアルのCOM1に接続して
 ATtiny2313にプログラムを書くことができました。

 利用したケーブルは、IchigoJam用に半田付けしたもの。



 12MHzのクリスタルは、IchigoJam用に10個単位で入手して
 いたので、1時間ほどで組みあがりました。

 回路は単純で、シリアルのTxDをSCK、MOSIに抵抗つきで接続し
 リセットはマニュアルという方式になっていました。

 利用ソフトは「hidspx.exe」で、パラレルポートライターでも
 使っていましたソフトの機能拡張版。

 実際に書き込むときには、次のバッチファイルを利用。

@echo off
echo Start with RS232-RC
echo Push RESET release button and hit Enter
pause
echo It takes 40 seconds
hidspx -pf1 -ttiny2313 -fL0xFF -fH0xDB -fX0xff main-12.hex
echo Complete!


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