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事前実験

 マイコンチップを破損しないために、与える電源電圧の制御は重要です。

 +12V、+5Vを、トランジスタを使い、マイコンチップに与えられるかを
 ブレッドボードを利用して、事前に実験しました。

 回路は、次のようにしてみました。



 トランジスタのベースに、2V以上の電圧を印加すると、電源のプラス側
 から抵抗を介して、コレクタ→エミッタと電流が流れます。
 これで、電圧をほぼゼロまで落とします。

 ベースに、0Vを印加すると、電源のプラス側からマイコンチップに
 電流が流れ、+12V、+5Vより多少低い電圧となります。

 AVRマイコンチップは、+12Vであれば11.5V〜12.5V、+5Vであれば4.5V〜5.5Vの
 印加電圧範囲をもちます。

 実験の結果、+12Vと+5Vともに許容範囲内に収まりました。

 ICソケットを実装した基板には、電源と抵抗の間にスイッチを入れます。
 必要なときにだけ、マイコンで電源制御する工夫です。



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