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ヒューズリセッターとは

 ATMELのマイコンAVRシリーズは、ISP(Incircuit System Program)の
 場合、シリアルで内部にファームウエアを書き込めます。

 通常の使い方では、シリアル処理でファームウエアを更新できますが
 一部のマイコンチップと機能については、パラレル処理で内容を書換
 える仕様です。

 パラレル処理で内部パラメータを更新すれば、機能復旧できることも
 あります。

 多くの場合、3バイトのヒューズビットと呼ばれるパラメータを変更
 すると初期状態に戻せます。

 OpenSource、OpenHardwareのArduinoもどきを作るために、ISPを利用
 してBootLoaderを書き込んだ処、何か手順を間違ったのか、シリアル
 でプログラムを転送できなくなりました。さらに、ISPでもエラーが
 返り、アクセスすら不可能になりました。

 ISPでは、5V程度の電圧しか与えていないので、マイコンチップは
 物理的に壊れたとは考えられません。そこで、パラレル処理で必要な
 機能を復旧させることにしました。

 ATmega644、ATmega1284のために40ピンを実装できる基板を
 半田付けして利用しました。




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