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運用シーケンス
令和元年6月1日からビニルハウスの温度計測装置を
使い始めました。
ミニトマトを収穫するビニルハウスは9棟ありますが
温度計測装置を入れてあるのは、1棟だけ。
ビニルハウスの入口から手前、中、奥と3地点で
上段、中段、下段の3カ所の温度を測定しています。
3カ所の温度測定をしつつ、2分ごとに日付と時分を
追加して、EEPROMに保存していきます。
EEPROMに保存するデータは、計測後に次のように
変換されています。
06/10,15:02,30,32,27,684
06/10,15:04,29,31,26,684
06/10,15:06,29,32,27,684
06/10,15:08,29,31,26,684
06/10,15:10,30,32,27,684
06/10,15:12,31,33,28,684
06/10,15:14,31,33,28,684
06/10,15:16,30,33,27,684
運用シーケンスは、次のようにして日常ルーチンに
しておきました。
- 2次電池を充電
- EEPROMと電池を温度計測装置にセット
- 温度センサー、LCDを温度計測装置に接続
- 電源オンで温度計測開始
- 所定時間経過後、電源オフ
- EEPROMと電池を交換
- 1にもどる
電池は、2次電池を4本1組として2組を
1つの温度計測装置に入れます。
2次電池は、2個の充電器を利用して
半日で2000mAhの容量を充電。
午前中に温度計測装置内のEEPROMを回収して
データ吸い上げと充電後、夕方にはEEPROMを
ハウスに戻せます。
温度データの吸い上げには、専用のArduino
スケッチを用意し、基板も専用にして対応。
温度データ吸い上げ専用Arduino基板は、以下。
選果場での温度計測装置ユニットの電池交換と
EEPROM交換を円滑にするために、タッパーに
電池とROMを入れるようにします。
EEPROMから温度データを吸い上げるために
Let's Noteを利用。
Let's NoteとArduino、EEPROMの接続は、以下。
EEPROMはRTC(Real Time Clock)と同一基板に
実装してあります。
基板にすると、RTCとEEPROMは、ひとつのユニット
として使えるようになります。
IICバスでArduinoと接続できるようにすると
他の計測装置で不具合があったときに、交換
して動作確認ができます。
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