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AmForth概要

 AmForthは、ATmegaとMSP430の双方にインプリメントできます。

 特徴は、以下。

 ビルトインで利用できるワードを確認すると、以下。



 Arduinoは、ATmegaを利用しているので28ピンの場合
 ポートを使い易くするために、ワードを定義します。

$23 constant PINB
$24 constant DDRB
$25 constant PORTB
$26 constant PINC
$27 constant DDRC
$28 constant PORTC
$29 constant PIND
$2A constant DDRD
$2B constant PORTD

 16進数を入力する場合、小文字のaからfを使います。

 AmForthでは、ビルトインのワードは、小文字で定義
 されているので、16進数の数字も小文字を使います。

 これらを入力して、辞書に入ったかを調べてみます。



 何度かワード「constant」で定数を入力したので
 複数個の定義が含まれているとわかります。

 ワードが複数定義されている場合、最後に定義した
 内容が採用されます。辞書の中からワードを探す時
 最後から検索するため、最新の定義されたワードを
 使う約束になっています。

 操作を説明しますが、Forthインタプリタを実装して
 いるマイコン基板があれば環境を合わせると、ほぼ
 同じことができるはず。

 自分が利用している環境は、以下。



 端末があれば、どんなコンピュータとでも接続して動かせます。
 Serial Cableは、USBでもレガシータイプでもOK。

 端末接続の準備ができたなら、電源を入れてみます。



 現環境では、ATmega328を利用しているとメッセージが出てます。

 Arduinoは、ATmega168を利用することが多いですが
 メモリ容量が大きいATmega328、ATmega644、ATmega1280
 で使った方が快適。

 ワードを集めた辞書をFlashメモリに入れるので
 容量が大きいチップを使うほうが、より多くの
 ワードを定義して使えると考えられます。

 ATmegaチップには、Flash、RAM、EEPROMの3種の
 メモリがありますが、辞書はFlash、EEPROMにある
 と考えてよいでしょう。また、スタックはRAM上に
 用意されるのは、一時的にリード、ライトできる
 メモリだとみれば、合点がいきます。


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