デジタル、アナログが混在したシステムを手がけて いると、各種実験で使用したOPアンプが、たまって きます。 これだけOPアンプがあると、何かに応用したく なりました。 センサーアンプやインピーダンス変換は、仕事 に近い内容なので楽しくありません。 1997年頃、OPアンプを駆使した計測システムを マイクロコンピュータのファームウエアへと 置換するプロジェクトに携わりました。 この計測システムの回路図を見ると、大学生の頃 2回だけ実験した、アナログコンピュータを思い 出しました。いつの日か、アナログコンピュータ を作りたいと日記に書いてあります。 精度やプログラミングのしやすさを考えると、デジタル コンピュータの利用になりますが、たくさんあるOPアンプ を使うと考えれば、アナログコンピュータが格好の対象と 思えました。 手元にある大学時代のテキスト、実験の手引きを 使い、アナログコンピュータを開発してみます。